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「太陽がいっぱい」のアラン・ドロンが脳卒中 スイスで療養、容体安定「世界一トレンチコートが似合う男」

海外
出展:© Times Films/zetaimage

出展:Times Films/zetaimage

時事通信社によると、

日本でも圧倒的な人気を誇ったフランスの俳優アラン・ドロンさん(83)が、数週間前に脳卒中を起こしていたことが明らかになった。

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今のところ容体は安定

AFP通信が2019年8月8日、ドロンさんの長男の話として報じた。パリの病院で手術を受けた後、スイスで療養中。容体は安定しているという。

ドロンさんは「太陽がいっぱい」(1960年)など数多くの映画に出演。今年5月のカンヌ映画祭で長年の功績をたたえる「名誉パルムドール」を受賞した。2017年5月に引退の意向を表明した。

代表作「太陽がいっぱい」で世界的スターに

アラン・ドロンは、1960年に公開されたルネ・クレマン監督の映画「太陽がいっぱい」で主人公役を演じ、独特のアンニュイな表情の演技と、端麗な容姿と表情で世界的なスターとなった。

当時では「二枚目といえばアランドロン」というくらい、世界的な端正な男性俳優として、世界中の映画ファンを虜にした。

特に、世界映画史に残る巨匠ルキノ・ヴィスコンティー監督の作品、『若者のすべて』(1960年)、『山猫』(1963年)は、役者としてのみではなく映画という美学の完成度として歴史に語り継がれるものとなった。

また、『サムライ』等のハードボイルド作品でのスタイリッシュな衣装とのマッチングから「世界一トレンチコートが似合う男」という異名もとった。

ネットでは「素敵」「かっこいい」「美しい」の嵐

ツイッター上では、アラン・ドロンの容体を気遣うコメントはもとより、往年の写真を添えてのこれまでの功績を称えるコメントが飛び交っている。

年を取ろうが、皺が寄ろうが、アランドロンの変化しながらも美しく端麗な姿は、メディアの可能性を今更ながら深く感じさせてくれる。

ボルサリーノに脱帽しながらも、回復を願うのみである。

以下、アランドロンが一杯。

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