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Amazonプライムデー2019終幕の【赤信号】 売り上げ絶好調の半面「アマゾン・プライムの退会」検索18倍 「抜け目ない」利用者急増

商業
出典:Ben Fox Rubin/CNET

出典:Ben Fox Rubin/CNET

Amazon.comは、世界で開催したプライム会員向け特別セール「プライムデー」の売り上げは、昨年のブラックフライデーとサイバーマンデーの売り上げ合計を上回ったと発表した。
48時間のセール期間中、1億7500万点以上の商品が売れた。

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日本のベスト3は「パンパース」を含む新旧交えた日用品

日本のベスト3は「Happy Belly天然水」、「Anker PowerCore 10000」、「パンパース」シリーズだった。
天然飲料水と、比較的若い家庭持ちの年代層が使う育児用品「パンパース」はなるほど感があるが、もう一つは充電器であるのは、いかにモバイル系電気デバイスが利用されているのかがよく反映されている。

そもそもAmazonといえば、モバイル端末やPCで視聴し、キンドル等のデバイスの利用へとつながることから、その需要は確かに理解できる。また目立つ安価な価格設定も「プライムデー」で支持を得たといえるだろう。今後もAmazonの検索に利用されることが期待できる。

48時間のセール期間中、1億7500万点以上の商品が売れた。36時間だった昨年は1億点以上売れた、という発表だった。Amazonは具体的な数字は公表しないことで知られる。

世界規模ではのトップは、Echo Dot、

世界で最も売れ行きが良かったのは、Amazonのスマートスピーカー「Echo Dot」「Fire TV Stick with Alexa Voice Remote」「Fire TV Stick 4K with Alexa Voice Remote」だったという。

「プライム退会予備軍」の顕著化期間限定の祭事だからこその警鐘!

オンライン小売り最大手、米アマゾン・ドット・コムのプライム会員向けセール「プライムデー」の初日である15日、インターネット上で「アマゾン・プライムの退会」に関する検索件数が前日の18倍に急増したことが、調査会社キャプティファイのデータで明らかになった。

これが示唆するのは、買い物客はアマゾンに長期間コミットすることなく、割安な商品を手に入れたいと考えているということだ。

キャプティファイは発表資料で、「 アマゾンがプライムデーを通じて新規のプライム会員を獲得・維持することを望むなら、プランを練り直す必要があるかもしれない」と指摘。「検索動向から見て、消費者はプライムに登録して買い物をし、その後すぐに退会している」と分析した。

コアサイト・リサーチの推計によると、2日間のセール期間中に買い物客の支出は58億ドル(約6300億円)に上ったもようだ。アマゾンは2015年、プライム新会員を呼び込む手段としてプライムデーを始めた。有料の同会員になれば、配送料の割引や動画ストリーミングなどの特典が得られる。

アマゾンのプライム会員の定着率は90%超と、コストコ・ホールセールを上回るとアナリストはみている。アマゾンは年会員になりたくない人向けに月会員を設けるなど、新たな会員を募るためにさまざまな戦術を用いてきた。

「消費者はますます抜け目なくなってきている」

コンシューマー・インテリジェンス・リサーチ・パートナーズ(CIRP)によれば、プライム会員のアマゾンでの支出額は年平均1400ドルと、非会員(600ドル)の2倍以上だ。CIRPは米国内のプライム会員数を1億300万人と想定している。

ベスト・バイの検索件数はプライムデーの前日から255%増加。ウォルマートは130%、イーベイは72%ぞれぞれ増えた。これは買い物客がアマゾン・プライムに加入する前に最良の取引を求めてサイトからサイトに移動していることを示唆しているとキャプティファイのシニアインサイトストラテジスト、ローハン・ダラブハイ氏は指摘。「消費者はますます抜け目なくなってきている」と述べた。

出典:https://www.bloomberg.com

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