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独り暮らしのさびしい男におすすめしたい、昭和な庶民レシピのバターライス。お醤油をちょっとだけ、ちょっとだけが、ミソだよ。お醤油だけど、ミソだよ。



「バターライス」と検索すると所謂炒飯(チャーハン)に近い痛めたご飯がまず出てきますが、ここではもっともっとシンプルなバターライスをご紹介したい。




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このバターライス、なぜか男の一人メシに非常に良く会う。

というのが、ただ、温かいご飯にバターのカットを乗っけて、醤油をかけて食べる、という非常に簡単かつ質素なレシピなのだ。

用意するのは、茶碗に盛った温かいご飯とバターカット、そして醤油。
ご飯は炊きたてがベストではありますが、冷えたご飯をレンジでチンでもオッケーです。

ここで最も大切なのは、バターは、市販のもので銘柄は何でもいいのですが、絶対に「バター」でなくてはなりません。間違っても「バター入りマーガリン」とか「バター風味マーガリン」のような“バターもどき”は絶対に避けてください。

理由は、ただ一つ。

バターライスは、バターライスだからです。

まずは、バターのカットを温かいご飯の上に乗っけます。

箸でバターをご飯の中に閉じ込めてゆきます。
バターが見えない状態にして、待つところ(人の好き好きですが)20~30秒。かな。

ちょいと箸で割って、覗いてみて、いい感じになったら。

醤油をちょっとだけ、かけます。市販のバターにはすでに塩分が含まれているので、ちょっと、だけ。
この“ちょっと、だけ”が、コツです。

あとは好き好き、好きな風に、食べてみて。
バクバク、でもいいし、ちょっとづつ、でもいいし。

【ネタばれ】

実は、このレシピ、人気テレビドラマ「深夜食堂」シリーズ1の第5話に出てくるんです。


TBS系列で放送されている連続テレビドラマシリーズで、主演が小林薫。2009年9月からはじまってからロングランで放送されていて根強いファンを獲得している。舞台は新宿ゴールデン街の片隅の夜中から朝にかけて営業している飲食店「めしや」俗称「深夜食堂」。

その1回目のシリーズの第5話にでてくるレシピが「バターライス」なのです。
登場人物は、店のマスターこと小林薫はもちろんのこと、流しの歌唄い・流しのゴローこと、あがた森魚。そして、料理評論家の戸山が、岩松了。

一人が工場勤めの底辺にいきる流し、一人が名の知れたリッチな料理評論家。
全然違う彼らをつなげるものが、深夜食堂の隠れレシピ「バターライス」ってわけなんですね。

何はともあれ、ご賞味あれ!

こちらは、ドラマ内で出されたバターライス。
盛られた後には、お醤油を、ちょっと、だけ。

なぜか立場が違えど、さびしさ、でつながる彼らの過去が、バターライスの味覚でふつふつとよみがえるわけです。

一人暮らしのさびしき男を癒すバターライスの物語は、一度、ドラマ深夜食堂をご賞味あれ!


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