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加藤浩次が「公取委のジャニーズ事務所への注意」に勇気ある発言 ネット上で「よく言った」と反響相次ぐ

芸能

デイリースポーツの記事によると

アイドルグループ「SMAP」の元メンバー3人に対してジャニーズ事務所が、民放テレビ局に対して出演させないよう圧力をかけたとして、公正取引委員会が17日までに、同事務所に独禁法違反(不正な取引方法)につながる恐れがあるとして注意した。

その問題について朝8時台のテレビ各局の情報番組では、日本テレビ系「スッキリ」のMC加藤浩次のみが自らの見解をコメントした。

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圧力に対してジャニーズ事務所の否定の発表に対して、加藤のみが自らの見解をコメント

この問題でジャニーズ事務所は公式サイトでコメントを発表した。公式サイトによると、「弊社がテレビ局に圧力などをかけた事実はなく、公正取引委員会からも独占禁止法違反行為があったとして行政処分や警告を受けたものでもありません」とした上で、「当局からの調査を受けたことは重く受け止め、今後は誤解を受けないように留意したいと思います」としている。

フジテレビ系「とくダネ!」、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」、日本テレビ系「スッキリ」がこの問題を報じたが、自らの見解をコメントしたのはスッキリのMCを務める加藤のみだった。

加藤は「この問題は注意にとどまったということで、これで終わるのかと思うと思うんですけど」とした上で

「ジャニーズ事務所に限らずみなさん周知なんですよ。大手の事務所を独立したタレントは、何年かテレビに出れなくなるっていうのは、僕はテレビ見ている方も気づいている方もいると思う。僕らもこういう仕事をさせてもらって、そういうのが暗黙にあるっていうのが分かっている」

と明かした。

さらに

「これは、じゃぁ何十年前から決まってきた芸能界の歴史、テレビの歴史の中で当たり前のように扱っているんだけど、今の時代で考えたらちょっともうおかしいんじゃないかっていう部分も実際ある。その部分は、テレビ局もそうですし事務所関係、この業界全体がこれから新しく変わっていく、次に向かっていくんだっていうきっかけになればいいと僕は思っています」

とコメントした。

「加藤さんの勇気ある発言素晴らしいです」とネット上では賛辞の声が

自らの考えを明かした加藤のコメントにネット上では

「加藤さんの勇気ある発言素晴らしいです」。
「各局報道規制かと思うほどコメントを控えてる中よく言ったと思う 言ってることはその通り、問題ではあるけど今に始まったことじゃない 少しづつ変わっていけばいいと思う」。
「加藤さんはSMAP時代から交流があり、香取くんとはドラマでも共演してるだけあってたびたびこの問題に胸を痛めてることが伝わってきてた」。
「加藤さんは慎吾ちゃんとドラマで共演してるし、思い入れが強いと思う。よく言った!」。
「加藤浩次勇気ある素晴らしい発言です!スッキリから降板になるような事があれば吉本が黙らないでしょう」

など加藤の発言を支持する書き込みが集中していた。

加藤浩次の発言力を鍛えた「極楽とんぼ」不祥事事件の辛酸

近年、コメンテイターとしての加藤浩次の発言力は、非常に着目されている。歯に衣着せぬ言い回しは、お笑いを越えた領域に至っている。その言葉の力の原動力は、彼を長年知る誰もが忘れられないお笑いコンビ「極楽とんぼ」としての不祥事事件であり、それを長い期間見守り続けながら、タレントとしてのパートナーを距離を置きながら叱咤激励してきた、その茨の道を知る人間だからこのものであろう。

その経緯は、2006年7月26日の午後のこと。「極楽とんぼ」としての相方となる山本が不祥事を起こした条例違反事件を受け、山本はよしもとクリエイティブ・エージェンシーとの専属芸能家契約を解除され、芸能活動停止となった。そしてコンビの活動も停止する事態となった。

山本の契約解除翌日に、加藤は「爽快情報バラエティー スッキリ!!」の番組冒頭で、相方の不祥事に関して泣きながら謝罪を行ったのである。

コンビ活動停止後も以前担当していたラジオ「加藤浩次の吠え魂」では挨拶で、「極楽とんぼ 加藤浩次です。」と自己紹介をしていた。

吉本興業の芸人プロフィール等には、「極楽とんぼ・加藤浩次」と表記されていた。

つまりは、芸人加藤浩次としては、本来自分が所属すべきコンビ名を抹消したくない気持ちが強くあったと考えられる。空白の時間においては時折、「コンビでお笑いライブを開催したい。」という発言が見えていた。

そして、加藤は山本と不祥事後から10年後に収録された「めちゃイケ特番」までの10年間、一度も顔を合わせることはなかった。

信用と信頼、これこそが加藤がパートナーを含めた芸人、あるいは表現者としての覚悟であり、だからこその現在の局における番組のキャスティングの定位置に存在していること、それこそが、加藤の発言の底辺にある揺るぎない考え方、想いの力であることは、間違いない。

引用:スポーツ報知

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