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ヤフーニュースを見ていたら、こんなタイトルの記事が乗っかっていた
鬼滅の刃、1億2000万部突破へ、1年で累計4.8倍で物語の結末に描き足しも
うーーん、なんだかわからないが、
つまりは、全部の漫画本の部数で、一億2000万部を突破し、一年で4.8倍もうれたということですね。
このヒットの漢字というのは、やはり、今現在の日本というか全世界を覆っている新型コロナの停滞感を打ち破る期待があるってことではないかな、と考えられます。
さらに、ヒットに乗っかって、最終巻は品薄狙いか!そこらへんの当たり前のようなストーリーだね。
「鬼滅の刃」の最終巻の初版395万部には壮大なストーリーが隠されている、のでは!?
サンスポニュースによると
集英社は25日、12月4日に発売される吾峠呼世晴さん作の人気漫画「鬼滅の刃」の最終巻となる23巻が初版395万部発行に決まり、電子版を含むコミックス累計発行部数が1億2000万部を突破すると発表した。累計発行部数は、今年2月の19巻発売の際に4000万部を超えて以降、各巻の発売時に2000万部ずつ伸びた。
ということである。
まあ、この勢いだと、軽くone-pieceを抜いてしまうことになるでしょう。
が、ここで大切なのは、400万部を軽々ぬいてしまう、という達観的なマーケティングの数字の出し方ではなく、そこに、5万部減りながらも、さらに別の同カテゴリーの商品が肩を並べるということが面白さではないか。
さらにさらに、読み取るべきは、ツイッターの人々がツイートして拡散するとともに、そもそもリアルの映画館に今どきのコロナのご時世で、外出が抑制されている状況下で、劇場に人が集まるということのドラマ性。それに同時して、リモートワークで加速されるオンラインコンテンツの増加に拍車をかけるものとして、今回のアニメコンテンツ「鬼滅の刃」があると、見ていいであろう。
単純に言えば、紙としての漫画本の発行部数は実質過去最高を記録することになると考えられるが、それよりも、コロナというマーケティング、物流の逆境を跳ね返して、オンラインの市場がどのように動いていくのかということが最大の着目点である。
話はいったん別のところに飛ぶが、あの日本随一のブランド力を誇る百貨店の伊勢丹が、オンラインマーケティング始動!というニュースも入っている。
さて、てんこ盛りの「鬼滅の刃」の漫画本の発行に関する話題に戻ろう!
23巻に収録される物語の最終盤には、吾峠さんが新たに14ページ分を加筆。さらに「おまけページ」の描き下ろしも25ページ分掲載される。
同作のスピンオフ漫画「鬼滅の刃 外伝」(吾峠さん監修、平野稜二さん作)の単行本も23巻と同時に発売され、初版100万部発行が決まっている。
むろんのことだが、この部数に関してネットの各地では、さまざまな憶測が言われているが、当たり前のことですが、あえて、それをかきましょう。
ツイッター内の意見としては、
「初版395万部 ONE PIECEの初版405万部に忖度!ってわけじゃない!」
ツイッターの誰かのツイート
けど、ということですが、
one-pieceの初版が405万部で、今回が395万部ということですが、当然ですが、今回の映画の興行の様子を見ても、その数字は品薄を狙っているとしか言いようがありません。
その前に考えてみれば、あえて400万部という数字を記しているということは、そこに話題性を喚起するマーケティングのやり方が潜んでいることは確かです。
ネットの意見としては、
記録を超えないように忖度してるのかもしれないが、もっと刷れば良いのに
劇場版の450万部の特典が一瞬でなくなったのに、395万部で足りると本気で思ってるの?
他の巻も本屋に全然置いてないし、395万部じゃ足りないと思うのだが
すでに希望をもたらす次世代のジャパニーズカルチャー
今更ながら「鬼滅の刃」のたどってきた道を振り返ってみよう。
●2016年2月に「週刊少年ジャンプ」での連載をスタート。
●昨年にテレビアニメ化
●LiSAが歌う主題歌「紅蓮華」が大ヒット
●2020年5月、連載が完結した
映画「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」(監督外崎春雄)10月16日に公開。
映画の観客動員数は1位の「千と千尋の神隠し」を超えるか!?
映画の興行収入の記録を見てみよう。
11月23日までの公開39日間で観客動員1939万7589人
11月23日までの現在、興行収入259億1704万3800円
日本の歴代興収ランキング(興行通信社調べ)
1位の「千と千尋の神隠し」(01年)308億円
2位の「タイタニック」(97年)262億円
についで、
現在のところ、第3位!
つづいて、
4位「アナと雪の女王」(14年)の255億円
5位が「君の名は。」(16年)の250億3000万円
日本アニメは世界を救う
日本の漫画カルチャーは、1960年代前半に「鉄腕アトム」がアメリカで放送されたことが、きっかけとなって、海外で着目されるようになったといわれています。
近年では、スタジオジブリの作品が世界的な人気と評価を博し、その大きな結果として「千と千尋の神隠し」がアカデミー賞を受賞しています。
未だ解決の見通しの立たない新型コロナによる世界中のあらゆる文化やマーケットの停滞感は、モノやコトを超える、永続的かつワールドワイドにヴィジュアルで楽しめる漫画、アニメの役割は大きい。そういう意味で、この度のこの鬱屈した世情を切り裂くような爽快感さえも感じさせる「鬼滅の刃」のヒットの快進撃は、是非とも着目せざるを得ないであろう。
行け!鬼滅の刃!日本アニメ!燃えよ!オタク!
君たちの勇気が、日本を、いや!世界を救うのだ!
ネットの反応
ONE PIECEの初版405万部って記録を超えないように忖度してるのかもしれないが、もっと刷れば良いのに
劇場版の450万部の特典が一瞬でなくなったのに、395万部で足りると本気で思ってるの?
他の巻も本屋に全然置いてないし、395万部じゃ足りないと思うのだが
すげー、めんどくさいから予約したけど。最近は紙のコミックがうれないというので、本屋さんにとっても出版社にとっても、うれしいことですね。紙の方がすきだけどね。
ウィキペディアで「鬼滅の刃」の基本的な知識を得ておこう
『鬼滅の刃』(きめつのやいば)は、吾峠呼世晴による日本の漫画。略称は「鬼滅」。『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて2016年11号から2020年24号まで連載された。シリーズ累計発行部数は単行本22巻の発売時点で1億部を突破する。
大正時代を舞台に主人公が鬼と化した妹を人間に戻す方法を探すために戦う姿を描く和風剣戟奇譚。作風としては身体破壊や人喰いなどのハードな描写が多い。
アニプレックスプロデューサーの高橋祐馬がアニメーション企画を立ち上げ、2019年にアニメスタジオ・ufotableの制作によりテレビアニメ化された。
ウィキペディア(Wikipedia)より