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元貴ノ岩が故郷モンゴルへ、ひっそりと帰国。想いは、大草原の夜の星空。

大相撲


3月1日、成田国際空港に大きな若い男が、手荷物カートを押していた。



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男の正体は、アディヤ・バーサルドルジ。元大相撲幕内力士の貴の岩だった。

日本の住居を引き払い、故郷モンゴルへ帰るフライトの直前のことだった。

一昨年の12月に日馬富士からの暴行を受けて被害者となりながら、昨年は逆に付け人への暴力問題で加害者へと一転した。そして、引退を余儀なくされた。

紆余曲折の相撲人生について、こう述べている。

「前頭二枚目になったときや金星を上げた瞬間は、やっぱりうれしかった。最後まで助けてくれた千賀ノ浦親方には感謝しても感謝しきれません」

ただ、もう一人の親にあたる、貴乃花親方については、触れることはなかったようだ。

実際のところ、貴ノ岩の断髪式の紐、自身の(政治資金?)パーティーを開いていたようだ。翌日2日は、東京六本木の児童420人との相撲イベントに参加している。大忙しのようだ。

しかし、貴ノ岩にちっては、もう過去の話。

故郷に牧場を持ち、収入にも不安はない。

今後については、

「今はとにかく、家族とゆっくり過ごしたい。大草原に寝ころんで星空を眺めていたいね」

第二の人生の頭上には、日本でつかみきれなかった星々が輝く。

週刊新潮 3月14日号より

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