覚醒剤取締法違反で3度の逮捕歴がある元タレントの田代まさし氏(62)が、4日放送のNHK Eテレ「バリバラ」(木曜・後8時)に出演し、薬物依存症についての特別授業を開いた。
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覚醒剤に手を出した理由は「つらかったからだ」
スタジオに拍手で迎えられた田代氏は「ぼくだからこそ、お話しできることを話したい」と冒頭で語り、覚醒剤に手を出した理由は「つらかったからだ」と打ち明けた。
ミュージシャンやお笑いタレントとして活躍した田代氏は1990年代後半ごろ、テレビのレギュラー番組を週12本も抱えながら特別番組にも出演する超売れっ子だった。「番組全部で、おもしろいこと言わなきゃって、ずっと考えていた」「台本には『大爆笑のギャグで登場』とか書いてあって(ギャグの中身は書いてなかった)」と、仕事の重圧に苦しめられたことを田代氏は振り返る。
覚せい剤は「やめられると思ってたから」手を出してしまった
さらに「疲れて、これ以上は泳げないってときに『この浮き袋は違法です』と書かれた浮き袋が流れて来た」と覚醒剤の誘惑を例え話で表現。違法と分かっていても「やめられると思ってたから」手を出してしまったという。
田代氏が覚醒剤関係で最初に逮捕されたのは2001年。それ以降も04年と10年に同じ容疑で逮捕され、3年半ずつ2度(計7年間)服役した。
現在は、リハビリ施設とに出会い、現在は平常に暮らしている
番組では「仕事のための薬だったのが、だんだん薬のための仕事になって、そのうち仕事はどうでもいい、薬さえあればいいやって…。仕事中心から薬中心になった」「(刑務所内は)ただ悪のコネクションが広がるだけ。どうやったら捕まらないかって話になる」と覚醒剤使用を繰り返した理由も告白。薬物依存経験者の近藤恒夫氏が設立したリハビリ施設「ダルク」と14年に出会い、経験者仲間と語り合う「居場所」を見つけたことで現在は平常に暮らしていることを明かした。
田代氏の「授業」は2回に分けて行われ、11日に第2回が同番組で放送される。
出典:スポニチ
田代まさしの現在の収入は?
薬物をやめてから4年が経ったという田代氏だが、現在の月収は「13~14万です」といい、1日のタイムスケジュールに関しては「8時に起床、9時にダルクに出勤、20時には帰宅・就寝」と紹介した。
出典:2018-10-30 オリコンニュース
さて、今回のNHK Eテレ出演による田代まさしの収入へのバックアップは、どれくらいになるのか。賛否両論の田代まさしのEテレ出演だが、今後の人生においてよい方向に動くことを祈る。
田代 まさし(たしろ まさし、1956年(昭和31年)8月31日 – )は、日本の元タレント。ラッツ&スターのメンバー。現在は薬物依存症のリハビリ関連の活動をしている。
田代まさし – Wikipedia
滑舌が悪いな~、と思ったら
田代「使ってたら震えがピタッと止まる。きれいにしゃべってる方が怪しい」
じゃあ、今日は大丈夫だ。 pic.twitter.com/HiiRKTVNC7— 留美 (@rumi039111) 2019年7月4日
【教えて★マーシー先生 7/4(木)夜8時Eテレ】「刑務所にいた時の本音は?」田代「クスリやりてえ!」元タレント、あのナレーションでも話題の田代まさしさんがバリバラ初登場!たこやきレインボーを生徒に迎え薬物依存症の特別授業を開講します。特設サイト・動画はこちら▼ https://t.co/UwEBkpuxh1 pic.twitter.com/uHdVtDVEnm
— NHKバリバラ (@nhk_baribara) 2019年6月27日