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衝撃の事実 映画『ボディガード』のポスターの女性は、ホイットニー・ヒューストンではない ケビン・コスナー談

DonDon times


世界的人気歌手の女性の女性と、彼女を守るシークレット・サービスとのスリリングな恋愛を描いた映画『ボディガード』(1992)。

シークレット・サービス役のケビン・コスナーが、ホイットニー・ヒューストン演じる人気歌手をお姫様抱っこするシーンが同作のポスターとして世界中に配布され、ホイットニーが歌う主題歌「オールウェイズ・ラヴ・ユー」と共に、映画史に印象強く刻まれ、世界中のファンを魅了している。

しかし、この度、ケヴィン・コスナー自らが、『ボディガード』のポスターで抱かれる女性に関して衝撃的な事実を明かした。

映画館で観た誰もが、ポスターと映画のクライマックスシーンをリンクさせ、胸キュンな当時を想い出してしているはずである。

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衝撃1 抱っこされている女性は、ホイットニーではなく、替え玉女優だった

現地時間6月21日に公開された米エンタメサイト「エンターテインメント・ウィークリー」のインタビューで、映画『ボディガード』の強い印象を残したポスターについて、ケビン・コスナーは語った。

「実はあれ、ホイットニーじゃないんだ。彼女は家に帰ってしまったから、ダブル(替え玉女優)を使ったんだ。オレの肩に顔を埋めさせてね。彼女はおびえている設定だったから、(顔が見えなくても)まったく問題なかったしね」と明言した。

衝撃2 ホイットニーは、撮影中に流産していた!

ホイットニー本人は、1993年に受けたインタビューで、『ボディガード』撮影中にボビーとの子どもを流産していたと告白している。

「精神的にも身体的にも、とてもキツかった」が「翌日には撮影所に戻り、仕事をした」と、つらい過去を振り返り関係者を驚かせた。
今回の報道により、「お姫様抱っこのシーンが撮影された時、ホイットニーは流産後の体調不良だったのでは?」という憶測が関係者・ファンの間でなされている。

還暦を迎えたケビン・コスナーのホイットニーへのリスペクトは変わらない

映画『ボディガード』は、準主役であるケビンが、製作総指揮も兼任しており、彼女を主役にプッシュしたのも彼だった。

映画が封切られた90年代初頭は、まだまだ黒人への人種差別の名残がアメリカに残っており、人種間の恋愛に抵抗がある人が多かった。

そのため、黒人スターとして世の中の軋轢や既成概念を打ち破れる美しく強い表現者として、黒人女性スター役は「ホイットニーしかいない」とケビンは確信し、ホイットニーをスクリーンに引っ張り出したのだった。

人気黒人スターの女性とシークレットサービスのボディガードの恋愛。ある種前人未到のトライアルとして進行した撮影の中で、流産という難関を乗り越えたホイットニーがポスターの撮影時に不在であり、その事実を長年ひた隠しにしたケビンの心情も想像できる。

2012年2月に急死したホイットニーの葬儀の弔辞でも、ケビン自身がいかに高く彼女を人物・表現者として高く評価し、大切に思っていたかをユーモアを交えながら伝えたのが記憶に新しい。ホイットニーに薬物を勧め、家庭内DVを働いていた夫ボビー・ブラウンと比べる声も多かった。

いずれにせよ、最終的に、人種の壁を打ち壊し歴史に残る恋愛映画として昇華させたホイットニーのデビュー作『ボディガード』は世界中で大ヒット。ホイットニーは、人気歌手からまさにスクリーンの主人公同様、世界的人気スターへと変貌を遂げた。

視覚的には瞬時に映画のイメージを掻き立てるケビンがお姫様抱っこするポスターは、ホイットニー本人不在だろうが、映画の記憶として永遠の宝物だといえよう。

ケビンのポスターの写真への熱い想い「特別なシーンではなかったけど、感情に訴えるいい写真だった」

ケビンは、ポスターにそのシーンを選んだ理由も語っている。

「友人である(フォトグラファーの)ベン・グラスが撮影した写真だったから」そして、
「特別なシーンではなかったけど、感情に訴えるいい写真だった」と付け加えた。

当初は配給のワーナー・ブラザース側は主演女優の顔が見えない写真をポスターに使うことには消極的で、上層部は反対し、さらには、ホイットニーが正面を向いている顔を貼り付けた加工画像を5枚も送ってきた、という。

ケビンは「もともとの写真で決まりじゃないか」と一蹴し、名作映画の名作ポスターが出来上がった。

その後のケビンと『ボディガード』

ケビン・コスナーは、昨年スタートした主演作、西部劇ドラマシリーズ『Yellowstone』が大好評で、7月にはシーズン2の放送が開始されるため、プロモーションに忙しい日々を送っている。還暦を迎え、渋みが増しているという話だ。

いまだに多くの人に愛される名作『ボディガード』は、今秋にはミュージカル版が日本でも上演予定。
また、ミュージカル版『ボディガード』のポスターにも、「お姫様抱っこのシーン」が使用されている。

舞台での『ボディガード』。
エンディングは、やはり、あのテーマ曲かはまだわかりませんが、
想像するだけで、ウルウルきますね。

 

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